Case Study_166

導入サービス:メディカル革命 byGMO

予約システム

予約システム導入により院内の課題を抽出・解決し、月に30万円の増益、20万円のコスト削減、患者満足度向上

森井整形外科

東京都江東区千田13-13

複数の基幹病院での勤務を経て、東京都江東区の森井整形外科を継承された森井太郎院長先生。メディカル革命 byGMO(以下、メディカル革命)を導入するまでの経緯と、導入により改善した院内オペレーションや今後の展望まで、当社取締役副社長 熊野 なおゆきがうかがいました。

継承時0人だった理学療法士(以下PT)は、現在は20名に増え、売り上げは約3倍になりました

熊野:森井先生は、お父様からクリニックを継承されたのですよね。

森井:はい、父から当院を引き継いで14年になります。

熊野:整形外科だけでなく、デイケア(リハビリ特化型の通所リハビリテーション)と、デイサービス(機能訓練特化型)も行われているそうですね。

森井:ええ、徐々に拡大して、継承時0人だった理学療法士(以下PT)は、現在は整形13名、デイケア4名、デイサービス3名に増え、売り上げは3倍ほどになりました。

熊野:介護保険施設併設は整形外科診療所の次世代モデルですね。1日どれくらいの患者さんが来院されているのですか?

森井:約200人で、そのうちリハビリをする患者さんは150人くらいです。患者さん一人ひとりにとって出来る限り身近な存在となり、かかりつけ医として相談や悩みに答えたいと思っています。

熊野:私は整形外科には親近感と言いますか、御恩を感じているんです。昔、器械体操で大怪我をして今後歩けなくなる宣告をされたところから、また器械体操ができるところまで回復させてもらったことがあります。さらに、膝の手術を2度していただいた医療機関が森井先生がご勤務されていた東大病院でした。

森井:大変な経験をされましたね。私の方はずっと受付・予約システムを探していたのですが、メディカル革命 byGMO(以下メディカル革命)を知って、革命的なシステムにやっと出会えた、という思いでした

熊野:森井先生にはメディカル革命の機能性に喜んでいただき、非常に嬉しいです。それまではどのように予約を管理していらっしゃったのですか?

森井:A4の紙1枚で管理していました。PT7~8人で予約表の取り合いです

熊野:紙台帳で・・・大きなクリニック様ですから、予約数も多くて大変でしょう。

森井:はい、電話での問い合わせもあるので、予約1つ取るのに10分近くかかっていました。

熊野:それで予約システムの導入を考えたと。患者さん自身にWEB上で予約を取ってもらえるように。

森井:それが4年前です。5社と商談したのですが全社から「整形外科は患者数が多く、特にリハビリは難しい」と言われました。そこで次はシステム開発を検討しました。

熊野:すごい、ベンダーに開発を依頼しようとしたんですね。

森井:開発費は250万以上とのことでした。それくらいかければ希望通りかと思いきや「全て希望通りにはできません」と。

熊野:テンプレートとなるシステムを組み合わせて作る感じですかね。

森井:そうです。すべて自由に開発してもらおうとすると500万ほどかかり、さらに稼働後に手直しをするたびに追加費用がかかると言うんです。

リハビリ枠ではPTを指名する予約と、指名せずに空いている枠に振り分ける予約の両立が可能で、非常に自由度が高いと感じました。

森井:メディカル革命に出会ったのはその後ネット検索をしていた時です。問い合わせをして製品説明を受けてみると、これはもしや自分の探していた予約システムなのではと思いました

熊野:先ほど他社で難しいと言われたリハビリの予約も希望通りにできましたか?

森井:はい、診察枠とリハビリ枠を1画面に表示することができて、時間予約と順番予約を同時に運用することができました。また、リハビリ枠ではPTを指名する予約と、指名せずに空いている枠に振り分ける予約の両立が可能でした。非常に自由度が高いと感じました。また、どのような予約要件にしたいか決まっていない箇所については、他のクリニックで高評価だという設定をいくつか提案していただけました。

熊野:それでは、導入していただいてご満足いただけましたでしょうか?

森井:はい、もちろんです。たくさん他社と比較しましたからね。操作性は抜群だと思います。さらにどんどん機能改善も行われてますよね。簡単な予約要件の変更は自分たちで設定変更できるところも助かります

熊野:森井整形外科様では、PTの方が予約を取っているのですよね?

森井:ええ、小型のパソコンをそれぞれが持ち運びます。チェアサイドでカレンダー画面の空き状況を見ながら予約完了までできてしまうのがいいですよね。状況を把握しているPTと話しながら次回予約をとっていただけるので、患者様の満足度も上がっています。複数台のパソコンを同時にワイヤレスで使用しても問題ありません。当院用にアレンジした案内文を入れた予約票も、PTそれぞれのパソコンからすぐに印刷できています

熊野:再来受付機もご利用いただいていますよね。これにより患者様がQRコードをかざしての受付処理ができるようになっているかと思います。

森井:今まで使っていた診察券と電子カルテは変えずに、QRコードを診察券にプリントすることで、予約システムと電子カルテの受付処理が同時にできるようになりました。受付の導線が大きく変わりスムーズになりましたし、リハビリ室でも状況が把握しやすくなっています。本当に革新的な予約システムです

熊野:メディカル革命が革新的なシステムとして医院に影響を及ぼすのには、理由があるんです。メディカル革命への入り口は予約ではあるのですが、実は医院全体のオペレーションに関わる包括的なシステムなのです。予約も重要ですが、より重要なポジションとして包括的なシステムの開発をし続けています。